鏡や写真を見て、「思ったより猫背かも」「腰が反って見える」と気になることがありますよね。
ただ、見た目だけで身体が悪いと決める必要はありません。姿勢には個人差があり、立ち方は疲労、緊張、呼吸、仕事の姿勢などでも変わります。Focus.では、姿勢写真に丸や線を引いて怖がらせるのではなく、痛みや動きにくさがあるかまで確認します。
反り腰・猫背は「見た目」だけで判断しない
背中が丸く見える、腰の反りが強く見える。それだけで病気や痛みの原因と断定はできません。
前に出た頭の位置と首の痛みの関係を調べた研究でも、年齢などの影響があり、姿勢と痛みの関係は単純ではないと報告されています。姿勢を確認するときは、見た目に加えて次の点を見ます。
- 同じ姿勢を続けたとき、首・肩・腰に痛みが出るか
- 深く呼吸したとき、胸や背中が動くか
- 腕を上げる、しゃがむ、歩く動作で詰まりや左右差を感じるか
- 力を抜いて立つことができるか
姿勢を良くしようとして、力み続けていませんか?
胸を張り、肩甲骨を寄せ、お腹を固め続ける。これで一瞬はまっすぐに見えても、呼吸が浅くなったり、腰や背中が疲れたりする方がいます。
姿勢は一つの形で固定するものではありません。座る、立つ、歩く、物を持つ。その場面に合わせて姿勢を変えられることの方が大切です。正解の形を長時間守るより、同じ姿勢を続けすぎないことも確認します。
ストレッチだけで姿勢は整う?
硬く感じる場所を伸ばすと楽になることはあります。ただし、胸を伸ばす、もも前を伸ばすなど、一つのストレッチだけですべての反り腰・猫背が整うわけではありません。
運動介入をまとめた研究では、ストレッチや筋力トレーニングを含む運動によって、前方へ出た頭や丸まった肩などの姿勢指標が改善した例が報告されています。一方で、研究ごとに運動内容や対象者が異なります。自分の身体に必要な内容を選ぶことが前提です。
Focus.では、呼吸、背中、肩、股関節、お腹、お尻などを確認し、必要な場所に動きと負荷を入れます。柔軟性や身体のコントロールを確認したい場合はパーソナルピラティス、段階的に負荷を上げたい場合はパーソナルトレーニングを使い分けます。
自分で姿勢を確認するときのポイント
毎日鏡を見て一喜一憂する必要はありません。確認するなら、同じ条件をそろえます。
- 同じ時間帯、同じ服、同じ距離から正面と横の写真を撮る
- 無理に胸を張らず、普段どおりに立つ
- 見た目だけでなく、呼吸・痛み・動きやすさも記録する
- 一回の変化ではなく、数週間単位で比べる
「正しい姿勢を作れたか」より、前より楽に腕を上げられる、しゃがみやすい、長時間立っても疲れにくいなど、生活の中での変化も見てください。
痛みやしびれがある場合はどうする?
強い痛み、しびれ、力の入りにくさ、夜間も続く痛み、転倒や事故の後から出た症状がある場合は、姿勢改善の運動だけで判断せず、医療機関へ相談してください。
この記事とFocus.のトレーニングは、病気の診断や治療を目的とするものではありません。運動可能な状態で、姿勢や動きを確認したい方を対象にしています。
Focus.の90分体験で確認すること
90分体験では、立ち姿だけでなく、呼吸、肩や股関節の動き、しゃがむ動作などを確認します。筋トレかピラティスかを先に決める必要はありません。今の身体と希望に合わせて、その場で内容を組み立てます。
ウェア・シューズ・タオル・水・プロテインも用意しています。姿勢を完璧にしてから来る必要はありません。
執筆・監修:片倉豪士|Personal training Focus.代表