FOCUS. JOURNAL

生理周期で肌や体調が揺らぐときの運動調整|無理しない判断基準

月経前後に肌荒れ、むくみ、眠気、気分の変化を感じ、トレーニングを続けるべきか迷うことがあります。月経周期に伴う皮膚や体調の変化は報告されていますが、現れ方や強さには大きな個人差があります。

運動で「ホルモンバランスを治す」とは言えません。パーソナルトレーニングでできるのは、診断ではなく、その日の症状に合わせて運動量と内容を調整することです。

周期だけで一律に決めない

「月経中は筋トレ禁止」「特定の時期は必ず高強度にする」と全員へ同じルールを当てはめる必要はありません。同じ人でも、睡眠、仕事、食事、痛みの程度によって動ける日は変わります。

カレンダーの日付だけでなく、ウォームアップ時の動き、痛み、だるさ、集中力を見て、その日の内容を決めます。

体調別の調整例

症状が軽く、普段どおり動ける

ウォームアップで問題がなければ、通常のメニューを行えます。ただし「この時期だから記録を狙う」と無理に重量を上げる必要はありません。

腹部の不快感、だるさ、眠気がある

重量やセット数を下げ、休憩を長くします。呼吸を止め続ける種目や、症状が強くなる動作は避けます。軽いウォーキング、可動域運動、ピラティスへ切り替える選択もあります。

痛みや出血が強い、日常生活に支障がある

運動を休む判断が必要です。強い痛み、大量の出血、めまい、失神、息切れ、症状の急な悪化がある場合は、婦人科などの医療機関へ相談してください。

2〜3周期だけ記録してみる

毎日細かく記録する必要はありません。次の4項目を0〜3段階で残すと、自分の傾向を見つけやすくなります。

  • 痛み・不快感
  • 睡眠とだるさ
  • トレーニング時の力の出やすさ
  • 肌症状や気分の変化

「必ず同じ日に不調になる」と決めつけず、仕事や睡眠との重なりも確認します。記録は医療機関へ相談するときの情報にもなります。

極端な食事制限には注意する

運動量に対して食事量が長期間不足すると、月経機能や骨の健康などへ影響する低エネルギー利用可能性が問題になることがあります。減量中でも、主食や脂質を一律に排除せず、必要なエネルギーとたんぱく質を確保します。

月経が止まった、周期が大きく乱れた、疲労骨折を繰り返す、体重や食事への不安が強い場合は、トレーナーだけで対応せず、医師や管理栄養士へ相談してください。

肌症状は皮膚科の領域もある

周期に合わせてニキビや湿疹が悪化することはありますが、自己判断で「ホルモンのせい」と決めると別の原因を見落とすことがあります。痛みを伴うニキビ、広がる発疹、強いかゆみ、繰り返す症状は皮膚科へ相談しましょう。

完全個室だから、その日に合わせられます

Focus.は完全予約制・完全個室です。周囲に合わせて無理をせず、体調を伺って筋力トレーニングとピラティスの比率を変えます。女性トレーナーをご希望の場合は予約時にご相談ください。

今の状態を見せる90分体験では、話しにくい内容を無理に聞き出すことはありません。必要な範囲で体調を確認し、安全に行える内容を提案します。

参考文献

  • Raghunath RS, et al. The menstrual cycle and the skin. Clin Exp Dermatol. 2015. PubMed
  • Mountjoy M, et al. IOC consensus statement: Relative Energy Deficiency in Sport (RED-S). Br J Sports Med. 2014. PubMed

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姿勢や動きを確認し、目標に向けて必要なトレーニングをご案内します。

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