FOCUS. JOURNAL

肌のための食事は何を選ぶ?不足を防ぐ5つの基本と注意点

「美肌には何を食べればいい?」「この食品をやめればニキビが治る?」。肌と食事の関係は関心が高い一方、単一の食品へ原因や効果を求めすぎる情報もあります。

皮膚の状態は、遺伝、ホルモン、紫外線、睡眠、スキンケア、疾患などの影響も受けます。食事は治療の代わりではなく、不足を防ぎ、体調を支える土台として考えましょう。

毎日の食事で揃えたい5つ

1.たんぱく質源

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを毎食のどこかに置きます。量を増やせば肌がきれいになると保証はできませんが、極端な食事制限で不足しないようにします。

2.野菜と果物

色の違う野菜や果物を組み合わせると、ビタミンやミネラル、食物繊維を取りやすくなります。特定のスーパーフードだけに絞る必要はありません。冷凍野菜やカット野菜も使えます。

3.脂質

脂質を完全に避けず、魚、ナッツ、植物油などを食事全体の量に合わせて取り入れます。揚げ物が続く場合は頻度を調整し、ゼロにするより続けられる形へ変えます。

4.主食

ご飯、パン、麺類などは運動や日常活動のエネルギー源です。減量中でも一律に抜くのではなく、活動量に合わせて量を調整します。空腹の反動が強い場合は、食事間隔と主食量を見直します。

5.水分

のどの渇き、気温、運動量に応じて水分を取ります。大量に飲めば肌の水分量が必ず増えるわけではなく、持病などで水分制限がある場合は医師の指示を優先してください。

ニキビと食事はどう考える?

系統的レビューでは、高いグリセミック負荷の食事や乳製品とニキビの関連が報告されていますが、研究にはばらつきがあり、すべての人に同じ食品除去が必要とは限りません。

気になる場合は、食品を一度に多数除くのではなく、症状と食事を2〜4週間記録して皮膚科へ相談します。自己判断の厳しい制限で栄養不足になることは避けてください。

サプリメントを先に足さない

ビタミン、ミネラル、コラーゲンなどのサプリメントには研究がある一方、製品、量、対象者によって結果は異なります。食事の代わりにはならず、薬との相互作用や過剰摂取の可能性もあります。

持病がある方、妊娠・授乳中の方、薬を使用中の方は、医師や薬剤師へ確認してください。

3日だけ食事写真を残す

肌のために「何を足すか」より先に、朝食を抜いていないか、主菜がない食事が続いていないか、飲料や間食が増えていないかを見ます。平日2日と休日1日の写真があれば、生活に合う改善点を見つけやすくなります。

Focus.では食事サポートもコース料金内です。肌を診断・治療することはできませんが、減量やトレーニングと両立する食事を整理します。

受診を優先したい場合

痛みを伴うニキビ、強いかゆみ、出血、広がる発疹、急な悪化、長く続く症状は、食事だけで対処せず皮膚科へ相談してください。鋭い腹痛、呼吸困難、顔や喉の腫れなど食物アレルギーを疑う症状は、速やかな医療対応が必要です。

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参考文献

  • Meixiong J, et al. Diet and acne: A systematic review. JAAD Int. 2022. PubMed
  • Ahmed IA, Mikail MA. Diet and skin health: The good and the bad. Nutrition. 2024. PubMed

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